/======================================================================= ◆フォルマントシンギングボード PLG100-SG 歌うボードです。が、残念ながら人間の声の代わりを務められるような物ではな く、効果音的というか、機械が歌っているような感じをわざわざ出したいときに、 というか、正直あまり使えないボードです。実際これを使ったデータというのも ほとんど見かけませんしね。でも音源としていじって遊ぶには結構面白いかも!?。 とりあえずSGボードを使って音を出してみます。 まずはXG音源を初期化。 .EXCLUSIVE {$43,$10,$4C,$00,$00,$7E,$00} /XG SYSTEM ON 次にSGボードをどのパートで使用するか決定します。 .EXCLUSIVE {$43,$10,$4C,$70,$01,$00,$00} /PF Part Assign この例では最後の$00で「Ch.1にアサインする」という意味になります。1〜16Ch. が$00〜$0Fになります。 これで、アサインしたパートでSGボードの音色を選びます。バンクセレクトMSB 82,98がANボードの音色です(詳しくはマニュアルを見てください)。 @82:0,31 /F-Pops これでSGボードから音が出ますが、歌うと言うからには歌詞も入力する必要が あります。なんとエクスクルーシブで指定します。 @X $F0,$43,$10,$5D,$03,$0f,$00,$7A,$01,$06,$04,$01,$00,$F7 /か r8 cdefgab<c これで「か」で歌いますが、1音づつ指定する事を考えると気が遠くなってしま います。そこで音節指定のエクスクルーシブをマクロ化してみました(この方法 に関しては現在のところZMC3では出来ません。オリジナルのZ3用になります。ま た、このマクロファイルを使った場合SGパートはチャンネル16になります)。 詳しい使い方はSG.ZMCの中身を読んでください。 ◎SGボード用音節マクロファイルTYPE=DOC:SG.ZMC これをINCLUDEしておけば、以下のようなMMLで歌詞指定ができます。 @82:00,31 @V127 O4 r8 |: [PhSEQ][サ] $3F,$F7 r*3 c*45 [PhSEQ][イ] $6F,$F7 r*3 d*45 [PhSEQ][タ] $00,$F7 r*3 e*45 r4 :| [PhSEQ][チュ] $6F,$F7 r*3 g*45 [PhSEQ][リ] $6F,$F7 r*3 e*21 [PhSEQ][ッ] $6F,$F7 r*3 e*21 [PhSEQ][プ] $6F,$F7 r*3 d*45 [PhSEQ][ノ] $6F,$F7 r*3 c*45 [PhSEQ][ハ] $6F,$F7 r*3 d*45 [PhSEQ][ナ] $6F,$F7 r*3 e*45 [PhSEQ][ガ] $6F,$F7 r*3 d*45 が、そんなに単純な音源でもないので、うまく歌わせるには多少の勉強は必要に なってきます。もうちょっとキレイに歌ってくれれば、もっと研究するんですけ どね。今の所この程度です。 (EOF)